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第18回:部下との役割分担がうまくいかない 

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第18回は、足立さん(仮名)からの悩みです。

足立さん 33歳/PM歴5年/社内システム部門のリーダー

私には女性の部下が一人いるのですが、まだ入社2年目で、手取り足取りとは言わないまでも、一通り指示がないと動いてくれません。

彼女主体で、彼女には難しい部分を私がサポートするつもりで仕事を計画してみても、なかなか思うようにできないようで、最後には8割がた私が作業をしてしまっていたということもしばしばです。

どうしたら、彼女にもっと多くの仕事を責任を持ってこなしてもらえるようになるのでしょうか。

回答

なるほど、足立さんはプレイングマネジャーでありながら、新人教育係でもあるということで、けっこうなストレスを感じていることでしょう。

「部下がやるはずの仕事をいつの間にか自分がやっている」という事態の一番の原因は、自分と部下の作業区分が不明確なことです。

主担当とサポートということで、十分に区分けをしていると思っているかもしれませんが、プロジェクトマネジメントの原則からいうと、WBSの作成において「作業の責任分担ができるところまで詳細化する」ことが重要です。

たとえば、
「作業A…担当:部下/サポート:リーダー」
と設定するだけでは、部下の依存心を制限するには十分とは言えません。

作業Aの

計画 部下
計画レビュー リーダー
成果物作成 部下
成果物レビュー リーダー
手直し 部下

というように作業を詳細化して、実作業はすべて部下の仕事であることを明確にするといいでしょう。

もう一つ大事な点として、部下が難しいと感じるであろう作業で、自分がやったほうがよっぽどうまくいくとしても、我慢して部下に割り当て、その成長を支援するという姿勢が大切です。

最初のうちはかえって時間がかかり、いらいらすることも多いでしょうが、きっと報われる日がきます。

「WBSは作業の責任分担が可能になるレベルまで詳細化する」
ぜひお試しください。

あらゆるお客様の「プロジェクトの成功」をサポートしていくことが、
アイシンクの最大の使命と考えております。

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