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第7回:『努力』と『報酬』のバランス 

メルマガ,ストレスをマネジメントしよう!

今年は震災の影響で新学期のスタートが遅れ、学生さんは今ごろ「五月病」がきているようです。
新入生や新入社員でなくとも、GWから時間も経ち、夏休みはまだ遠く、そろそろ疲れが溜まっている頃かも。

そんなのは甘えたやつだけだ!と思う人もいるかもしれませんが、個人の気合いかんでなく(つまり個人差を超えて)、多くの人が体調を崩しやすい職場があることも事実です。

でも同じように忙しい職場なのに、みんな比較的元気に働いている職場もあれば、そうでない職場もあります。忙しさは大きな問題ではないのでしょうか?いったいどんな要因が、職場のストレス度を大きく左右するのでしょう?

このような職場の健康を脅かす「リスクファクター」を見つける研究は「職業性ストレス」として研究が行われてきました。多くの労働者、職種、職階に共通するストレスフルな要因を抽出できれば、効率よく職場改善を進めることができます。

その研究の中で最近注目を集めているのが、ドイツの社会学者Siegristが提唱した「努力-報酬不均衡モデル」というものです。

Siegristは、仕事の役割は社会生活を送る上での重要な「報酬源」であり、個人の願望を満たすための基本的な手段だと位置づけました。

労働者は報酬と引き換えに各人の労働力を提供するのですが、費やされた「努力」と得られた「報酬」のアンバランスが、心身に悪影響を及ぼすと考えたのです。つまり「頑張っているのに報われない」のが問題だ、としたわけですね。

もちろん、職場のストレスには他にも人間関係など様々な要因がありますが、なかでもこれがポイントだ!と提唱したわけです。

ここでの「報酬」とは何を指すのでしょうか?Siegristは3つの報酬を挙げています。

1つは「経済的な報酬」、これはつまり金銭です。報酬という言葉から一番想像がつきやすいものですね。

2つ目は「心理的な報酬」、これはスキルを活かすことができるなど、従事する仕事そのものから得られる満足感ややりがい、あるいは周囲から評価されたりすることから得られる自尊心などです。

3つ目は「キャリア」、これは仕事を失う心配はなく安定しているか、昇進の見込みがあるか、ということを指します。

つまり、毎日残業をしたり重い責任を果たしたり、といった高い「努力」を求められる環境でありながら、それに見合うだけのお給料、やりがいや自尊心、昇進の見込みといった「報酬」が得られない状況に置かれると、人は健康を崩しやすくなるということです。

実際、多くの調査がこのモデルに従って行われており、たとえばドイツで男性416人について6.5年間の追跡調査を行った結果、「低報酬」であった人はそうでない人に比べて急性心筋梗塞や突然死の割合が4.4倍になった、というような報告もあります。

さて、ここで私たちが注目すべきは「報酬」の中身ですね。
決して「経済的報酬」ばかりが「報酬」ではないのです。

「キャリア」の保証というのも管理職やリーダーにはできない相談ですが、「心理的報酬」を増やしてあげるということならできそうです。

いい仕事をしたらそれを認めてあげること、褒めてあげること。
頑張っている人にはそれをねぎらってあげること。
なにはなくとも、このチームで働いてくれてありがとうと態度で示すこと。

そんなことが十分、私たちの職場の健康度を上げることにつながり、メンタルの問題や体の調子を崩す人を少なくすることができるのです。

さて、まずは隣の人に一言、「頑張ってるね!」の言葉をかけてみませんか?

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