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ホームアイシンクインフォメーション第2回:ストレスの世界も「インプット・プロセス・アウトプット」 

第2回:ストレスの世界も「インプット・プロセス・アウトプット」 

メルマガ,ストレスをマネジメントしよう!

一般に「ストレス」はよく使う言葉ですが、その仕組みはあまりよくご存じないかもしれません。

実はストレスの考え方も、PMBOKを学習された皆様にはおなじみ、「インプット・プロセス・アウトプット」で考えることができるのです。

もともとストレスとは物理学や工学の世界で使われていた言葉でした。
物体に歪みを加える力を「ストレッサー」と呼び、加えられた力に抵抗して元に戻ろうとする力を「ストレス」と呼びました。

つまり、「ストレッサー=インプット」で、「ストレス=アウトプット」なのですね。

この考え方が動物や人間にも当てはめて考えられるようになりました。

1930年代にハンス・セリエという生理学者が、電撃・寒冷・拘束など様々なストレッサーをマウスに加えると、どんなストレッサーに対しても、胃潰瘍ができるといった、同じ体の反応を示すことを明らかにしました。

つまり生き物にとっては胃潰瘍が「ストレス反応(=アウトプット)」ということです。ほかにも「ストレス反応」は、イライラや不安などの心の動きや、血圧が上がるなどの身体反応があり、その状態が長く続けば、様々な心身の病気へとつながっていくわけです。

さて、次は「ストレッサー」について。プロマネの皆様にとってはリスクの「インパクト」を明らかにする考え方にもおなじみと思いますが、実はストレッサーに関しても「インパクト」を洗い出そうじゃないか、という動きがありました。

1960年代後半、ホームズという社会学者とレイという内科医が、人生上の重大な出来事(=ライフイベント)のストレス値を設定したのです(社会的再適応評定尺度)。

たとえば以下のような内容です。

  • 配偶者の死 100
  • 会社の倒産  74
  • 離婚     72
  • 単身赴任   60
  • 人事異動   58

…etc.

そして“1年間に経験した出来事のストレス値の合計が一定の値を超えた人は重大な病気にかかりやすくなる”というように見るわけです。ここではインプットの大きさが決まれば、おのずとアウトプットの大きさも決まるだろうという考え方に基づいているわけですね。

しかし、この考え方には少々無理があることがすぐわかります。
たとえば、同じ「単身赴任」という出来事にしても、「家族と離れるなんて嫌だなぁ・・・」と思うAさんと、「やった! 自由な時間が持てる!」と思うBさんがいることは想像に難くありません。

しかも、「料理も洗濯もなんにもできない・・・」というAさんと、「料理も洗濯も得意です!」というBさんではかなり意味合いが異なりますね。

これがストレッサーに対する「認知」の違い、そしてストレッサーに対する「対処能力(コーピングスキル)」の違いです。

さらには、「赴任先には知り合いが誰一人おらず」「1人暮らしの経験なし」というAさんと、「赴任先には友人がいる」し、「1人暮らしも経験あり」のBさんでは、人間関係や過去の経験といった「対処資源(リソース)」にも違いがあります。

結果として、単身赴任の間、Aさんは体調を崩しやすく気分も落ち込み、Bさんは元気でいきいきと過ごすかもしれません。

つまり、同じ出来事がインプットされても、そのアウトプットは個人の持つ「認知」や「対処能力」、「対処資源」によって変わるのです。これがいわゆる個人の中で起きている「プロセス」過程です。

つまりストレスの仕組みとして、対象がモノから人間へと広がる中で、ストレッサーがストレス反応を直接的に引き起こすという一方向モデルから、ストレスを「環境と個人の関係性」とみなす双方向的なモデルに変わってきたのです。

さあ、これでストレスマネジメントのポイントが見えてきましたね。そう、個人の「認知の仕方」や「対処能力」、「対処資源」を高めていくことです。

具体的にはどんなことをしたらよいのか?

それはまた、次回以降のお楽しみに!

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