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ホームアイシンクインフォメーション第28回:「問題を先送りしない」ための心構え

第28回:「問題を先送りしない」ための心構え

メルマガ,できるプロマネの仕事術

●はじめに

システム開発のプロジェクトにおいては、さまざまな予想外の問題が発生して、プロマネは問題解決のため、早期に意思決定をする必要に迫られます。
小生の経験では、問題を先送りすると、さらに問題は大きくなり、多大な時間とコストが必要になります。プロマネとしては早期に決断して、問題を解決することがプロジェクトの成功にとって不可欠です。
今回は、プロマネが問題に対して早期に決断するための心構えや方策について、話を進めたいと思います。

●迅速な意思決定を行う3つの方法

1.完璧主義をやめる

問題に対して、完璧な解決策を求めようとすると、なかなか決断できません。
もともと、プロジェクトで発生する問題に対して、完璧な解などはないのです。プロジェクトには、不確実性があり、リスクのない解決策はありません。なので、まず、実現可能性の高い解決策を実行に移すことです。その結果うまくいかないこともありますが、その場合は、別の対策を検討して前に進むことが肝要です。大切なことは、完璧主義を止めて実現可能性の高い対策をまず実行に移し、前に進むことが問題の早期解決に繋がります。

2.複数の選択肢

問題に対して、複数の選択肢を用意して、分析を行い、リスク、難易度、効果、コスト等の視点で評価して、スコアの高い対策をまず実行に移すという方法もあります。

3.Dead Line (Due Date) を設定する

3つ目は、Due Date(締切日)を決めることです。問題に対して、この日が来たら、必ず決断するというDead Lineを決めておくことです。 プロジェクトでは、想定外のいろんな課題・問題が発生します。それに対して、プロマネが決断しないで、問題を長引かせることは、プロジェクトチームのパフォーマンスに悪影響を与え、ひいては、プロジェクト成功を危うくします。問題に対して、早期に決断して、解決することは、プロマネの責任です。

Tip of the day
●問題解決では、「完璧主義」を止める
●問題を先送りしないで、早期に解決する癖を身に着ける

あらゆるお客様の「プロジェクトの成功」をサポートしていくことが、
アイシンクの最大の使命と考えております。

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