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ホームアイシンクインフォメーション第22回:コーチ・カーター(2005年)PM系講師 梅田拓

第22回:コーチ・カーター(2005年)
PM系講師 梅田拓

メルマガ,こんなところにもプロマネ!

今回の映画は、コーチ・カーター。治安のよくない街の高校、そのバスケットボールチームを立て直す話です。バスケットボールは一人ではなくチームでやるスポーツ。みなさんのお仕事、プロジェクトといえばチームで仕事を成し遂げることも少なくない。そんなチームビルディングの視点で眺めてみたいと思います。

ケン・カーターは自らの母校のバスケットボールコーチとして、新しく就任することに。学生当時には全米高校代表になるなど、輝かしい成績を残した彼が、次期コーチを引き継ぐことになりました。

そうした彼の顔見世の場で、彼は全メンバーに「練習が始まる5分前に集合」「すべてのメンバー(生徒)を君づけで呼ぶ。敬意の証だ」とぶち上げ、そして各生徒に「契約書」を渡し「これを守れば君たちは勝者になれる」と。その契約書に書いてあるのは、「学業でかならずある一定以上のスコアーをとること」「すべての授業に出ること」「授業に出るときには教室の最前列に座ること」などなど一見バスケットとはあまり関係のなさそうなことが。

当然、バスケットチームメンバーの中には、今までは勉強はさほど出来なくともスポーツでは優秀、などといった、ちょっとしたはみ出し者もいるわけで、彼らにとっては、こうした厳しい規律は納得できない。なのであまりの大きな方針変更に反発して、チームを出ていく者も出てきます。残ったメンバーからは「あんな(バスケットで重要な)ポイントゲッターが抜けて…」と不安になるものも出ますが、カーターは意にも介さず、「新しいポイントゲッターを育てればいいだけだ」と。

昨シーズンのこのチームの成績は4勝22敗。負けるのが当たり前になっていたチームではありますが、厳しい規律のもとで基礎トレーニングを徹底することで、少しずつ成果が見えてくる。と、それ自体がやる気につながる。やる気が出ると勝率もあがる。という良い循環が回りだします。

 

さて、ここで皆さんのお仕事立ち振り返りましょう。
現実には「一人で担当しているプロジェクト」もなくはないと思いますが、やはり複数人で、チームで立ち向かうからこそ、大きな成果を生み出す可能性を秘めている。ただ、プロジェクトメンバーの数が増えれば増えるほど、それぞれの経験して来ている仕事や背景に違いがあり、その今までのそれぞれにはルールや約束事の認識の違いがあるのが普通です。

たとえば、会議の時間や週報などの提出物、期限にうるさいプロマネもいれば、(結構な数のメンバーの皆さんが、それぞれにいくつも仕事を抱えていて、ただでさえ忙しいことを知っているので)まぁ少々遅れても大目に見てくれるプロマネもいる。かならず「これ」でなくてはうまく仕事が回らない…とは申しませんが、あまりに甘い規律で、それぞれのメンバーが勝手にふるまうことに不満を抱くメンバーが出てくることも。いったんチームが崩壊し始めるとなかなか結束を取り戻すのは一苦労です。そんな時にプロマネはどうすべきなのか?

そんな事にさせないためにも、PMBOKでは、チームのルールを定め、チーム憲章(このプロジェクトチームの行動の原則)として明文化しようとといています。

たとえば単純ながら、会議の時間に遅れないこと。万が一遅れるのであれば、事前にこうした方法で断りを入れろ。など、個々人に勝手にふるまわせるのではなく、チームとして一体感が得られるように、協同で仕事に携わっていることを感じることができるように、チームとしての基本的規律を明文化をし、チーム内に徹底していきます。そう、これがコーチ・カーターでいうところの「契約書」に当たるわけです。

実際にはガチガチの規律にする必要はないと思います。が、同じ仕事に携わる者同士、最低限のチームの約束事を決めておこうよ、というのがこれに当たります。

もちろんこんなものがなくとも、阿吽の呼吸でうまくいくプロジェクトもあるでしょう。しかし、もしも仕事のチームがうまくまとまっていないなら?簡単な約束事レベルでも今一度徹底してみるのも手ではないでしょうか?

 

映画に戻りましょう。
カーターは単に「バスケットボール」をコーチしているのではなく、バスケットボールを通して、人生を、ゲーム以上の何かを伝えようとしていました。しかしある行動をきっかけとして街全体から反対決議を下されてしまいます。しかし…。

皆さんご承知の通り、サクセスストーリです。見ていてとても気持ちがいい。ぜひ皆さんの仕事現場のチームも、ちょっとしたひと工夫で、よりよいチームに育てていただければと思います。

それではまた次回に。

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