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ホームアイシンクインフォメーション第12回:復活の日(1980年)PM系講師 梅田拓

第12回:復活の日(1980年)
PM系講師 梅田拓

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今回は、40年前の映画(原作は、さらにさかのぼること56年前の小説)である、「復活の日」を題材に取り上げたいと思います。原作は日本SF界巨匠、小松左京です。
映画の主役、地震学者の吉住周三を演じるのは、(最近では、朝ドラ「なつぞら」で頑固なおじいちゃん役をやっていた)草刈正雄。なにせ40年前の映画なので、当然、若くてかっこいい。

映画は米ソ冷戦の時代背景を背負って話が進みます。米ソがミサイルで互いの国に照準を付けあいながら睨み合いをしている中、生物兵器としてのウイルス、「MM-88」が世界に放たれてしまうところから始まります。このウイルスは極低温では活動を休止しているものの、気温が上がることで、強力な毒性と爆発的繁殖力を見せるという恐ろしい兵器。
それが徐々に世界に蔓延していき、動物が死んでいきます。しかし、人々にはまだ危機の自覚はありません。地域としてはイタリアで流行したことで、通称「イタリア風邪」として全世界に広まってしまいます。

全世界に蔓延してしまってからは、ワクチン開発も追い付かず、医療機関はパンク状態に。日本も含め、各国の医療は崩壊し、そうして全世界の人間のほとんどが死滅してしまった世界がやってきます。ただし、その時期に南極観測基地等にいた世界の研究者らを除いて。
そう、南極には科学的調査のため、いまでも世界各国が研究施設を設置していますが、そこにたまたま訪れていた約800名あまりが、結果的に人類の未来を背負う形で生き残ることになったわけです。各国研究者(人類としての事実上最後の生存者)がアメリカの基地に集まって、ウイルスに侵されてしまった地球上で、この先どのように生き延びていくべきなのか?の議論を重ねます。

そうしてやっと日常が回り始めたある日。主人公、吉住が継続して研究していた地震の可能性をきっかけに、南極基地に危機が迫っていることが分かります。米ソ冷戦時代に設定されたミサイルの一部が、実は南極のアメリカ基地をも射程に入れている可能性が!この危機にどう対処するのか?人類は生き延びられるのか?

さて、ここで現実に立ち戻り、いつものように皆さんのお仕事の状況に目を向けてみましょう。多くの方は、プロジェクト実行中に「リスクの洗い出し」を行ったことがあるかと思います。ただ、上司などによっては、「つまらないリスクは出すな!」と怒られる方も。自分で考えたリスクを「でもこれ、まぁつまんない、取るに足らないものかもな」と共有しなかったら?実は重要なリスクに気づけない可能性もあり得るわけです。つまり、プロジェクト中のリスクは、つまらない物でもしっかり洗い出し、皆で共有することが非常に重要なのです。そのリスクを思いついた方からの視点ではつまらない内容でも、別の方から見た視点では、実は重要なリスクの提起になっている可能性もあるのです。ただ、そうして「たくさんリスクが出されて」も、全部は対応できない。それを峻別するツールとして、「PIマトリクス」を使うことになるわけです。

映画では、南極基地へ向けられたミサイルの誘発を食い止めるために動き出しますが、そもそもまだウイルスが生存しているかもしれない世界へと足を踏み入れなければなりません。いったいどうなるのか?誰が止められるのか?

現実問題として、新型コロナウイルス対応で、2020年の世界経済が危うい状況に陥ろうとしている昨今。国同士で互いに渡航制限をかけたり、国によっては緊急事態宣言を出すことで、医療体制を保護したり経済活動を一時的に犠牲にしてでも人命を優先しようとする動きも見えます。今回ご紹介したこの映画の中では、(あくまで40年前に作られたフィクション映画なのですが)「イタリア風邪」によって日本の医療崩壊が起きているシーンも出てきます。その意味では、今だからこそ、現実と見比べてみることができる稀有な映画かもしれません。
いくつかのネット系のサブスクリプションの「見放題枠」にも載り始めている映画です。ぜひこの機会に、エンターテイメントとして楽しんでいただければと思います。

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